私自身のペットロス体験談を綴る意味

私が愛犬を亡くした後すぐしたことは、自分と同じ体験をした人をネットで探すことでした。

それこそ毎日のように、睡眠時間を削ってネットで体験談を漁っていました。

自分と同じくらい、もしくはそれ以上に悲しい思いをしている人を何としてでも探しだし、「こんなに悲しんでいるのは自分だけではない」「他の人だって私と同じように苦しんでいる」ことを確認したかった。

そうでもしないと、罪悪感と後悔の念に押しつぶされそうだったからです。

 

もちろん、他人の体験談を読んだって何の解決にもなりません。

自分と同じくらい苦しんでいる人がいる、だからといって、この苦しみが軽くなるわけではありません。この罪悪感が薄まるわけでもありません。

愛犬が死んだという現実は何一つ変わらないのですから。

 

ですが、そうと分かってはいても、理屈ではどうにも片づけられないことはたくさんあるのです。

 

このブログは、かつての私のように、「同じ悲しみを誰かと共有したい」「胸を掻きむしるほどの後悔や罪悪感に苦しんでいるのは自分だけではないことを知って安心したい」「このどうしようもない感情を落ち着ける術を知りたい」と切望している方々のために綴ります。

 

ではまた。